第6回 「新居に持っていくものを決める!」


前回のおさらい

総費用と工事契約金額は違うことが理解できたのではないでしょうか。建築会社以外に支払うお金が結構あるんだなあと感じたのではないでしょうか。総費用を決め、本体工事費に充てられる金額を決めたら、家に対する要望をまとめ、会社探しの段階へ進みます。

本体工事費は、建築会社によって価格帯に差が出やすいところです。本体工事費が総費用の70~80%に収まる会社を選ぶのが、予算オーバーしないポイントです。それでは今回の講義をはじめます。

第6回 「新居に持っていくものを決める!」


今回で最後の講義となりました。今回は講義というわけではなく、自分の家にある物の量を再確認してもらう回となります。自分たちが持っている物の量を大きなものから測っていきましょう。そしてどの部屋に置きたいのかも、一緒に書き込んで下さい。〔PDFはこちら〕

家づくりを機会に、断捨離してみてはいかがでしょうか。本当に必要なものだけを残して、余分な物は捨ててしまいましょう。そのほうが、気持ちよく快適な生活ができると思います。

物の量が把握できれば、プランを見せられたときに、「収納スペースの広さはこれだけあればいい」と判断できると思います。あらかじめ建築会社にプラン作成時に伝えておけば、間違いないでしょう。できれば、建築会社のプランの中に、置きたい家具を落とし込んでもらいましょう。イメージしやすくなります。

今回のシートを完成させれば、建築会社へ行く準備は整いました。思い切って連絡を取ってみましょう。予算や要望を伝え、プランや見積もりを出してもらいましょう。

第6回メールセミナー「新居に持っていくものを決める!」はこれにて終了です。
これにて失敗しない家づくりセミナーは修了です。最終講までお付き合いいただきありがとうございました。自信を持って、次のステップへ羽ばたいてください。住まいづくりにかかわる1年を、大いに楽しみましょう。